図7・6 エミッタ接地における接合トランジスタの静特性
の図はべース電流を幾通りかに選び、それぞれの値を一定としてコレクタ電圧対コレクタ電流の関係を示したものであるが、コレクタ電圧10Vにおいて、べース電流をlOOμA変化させると、コレクタ電流が約9.5mA(100μAの95倍)変化することを示している。
トランジスタでは通常、人力電流をべースとエミッタ間に加えると、コレクタから増幅される出力として電流を取り出すことができる。エミッタ接地のトランジスタ回路でエミッタとべース間に微少交流入力信号電圧を加えて、コレクタ側に交流出力電流icが7.7図に示すように電流が増幅されて取出される。
図7・7 エミッタ接地のトランジスタ増幅回路
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